探偵に必要な資格

探偵としての業務を行うために、持っていた方が何かと役に立つ資格が存在します。ここでは、「探偵に必要な資格」について紹介します。

普通自動車運転免許

探偵の調査業務の中には、遠距離の移動も含まれます。電車やバスなどの公共交通機関も利用しますが、やはり自動車の運転免許は持っていた方が有利です。張り込みなどで車中泊となる可能性もあるためです。もちろんバイクの免許(中型免許)があればなお良しでしょう。

一級探偵調査士検定

一般社団法人日本探偵業協会が主催している資格試験です。探偵業務に必須の尾行や聞き込み、張り込みや撮影などの技術や、探偵業法や民法や刑法などの法令に関する知識が、一定以上あることを証明することにつながります。

筆記試験と技能試験があり、都道府県公安委員会に探偵業の届出をした人であれば国籍や性別を問わず受験できます。受験するためには、願書請求で10,500円、受験費用として21万円がかかります。1年に1回、1月の第4日曜日に行われています。

探偵業務管理者検定

こちらも一般社団法人日本探偵業協会主催の資格試験です。前述した一級探偵調査士検定の合格者もしくは、探偵事務所(法人)の役員、または個人の探偵事務所の事業主が受験できます。1年に1回、3月の第4日曜日に開催されます。

探偵業法や刑法や民法などの法令に関する筆記試験と面接試験に合格することで、資格の取得となります。受験のための願書請求に10,500円、受験費用に105,000円がかかります。

探偵のなり方

小説やドラマ、漫画やアニメや映画などで描かれる探偵のイメージは、事件のあるところにどこからともなく現れて、または居合わせて、独自の推理を推し進めて、真犯人の逮捕のために警察に協力するといったものかもしれません。

ところが実際の探偵は、事件を解決するといったことは一切ありません。リアルな探偵の仕事は、素行調査や浮気調査などの証拠集めが主なものとなっています。ここでは、「探偵の仕事の現実」として、まずは「探偵のなり方」について解説していきます。

探偵業の開業

日本で探偵になるためには、所轄の警察署から公安委員会に対して、探偵業務を始めるための手続きをする必要があります。要するに「明日から探偵になりますので、よろしくお願いします」という申請を行うだけで、探偵になることができるのです。

とはいえ、探偵になったからといって、すぐに仕事がある訳ではありません。まずはクライアントを探さなければなりませんし、そのための宣伝や営業活動も必要となります。そのため、いきなり探偵事務所を開業するのは、あまり現実的とは言えないでしょう。

探偵事務所への就職

最も現実的な探偵のなり方は、探偵事務所の調査員としての就職です。探偵学校に通って一定の知識を得てから就職する方法もありますが、探偵業界未経験者での就職も充分に可能となっています。入社後の新人研修や先輩調査員とともに実際に業務を行うことで、探偵の仕事を覚えていき、一人前の探偵に育て上げるシステムが確立されているためです。