警察や興信所と探偵ってどう違うの?

ここでは、似たようなイメージが持たれやすい、警察や興信所と探偵の違いについて解説します。

警察と探偵の違い

ドラマや小説では、探偵が事件現場で刑事と現場検証をしているシーンが描かれているため、誤解を招きやすいかもしれません。

基本的に警察は「刑事事件」を担当します。殺人や強盗などの犯罪の証拠を集めることで、検察で罪を確定させるためのサポートをします。状況によっては、捜査令状を持って、容疑者の住居や職場や潜伏先などに立ち入ることもあります。

一方で探偵は「民事」に関する調査が主なものとなります。浮気調査や身元調査、所在調査や素行調査などです。浮気調査であれば、浮気相手との逢瀬の証拠を集めます。身元調査の場合には、対象者の職場や住居、交友関係などを調べ上げます。

とはいえ、探偵が集めている情報が、結果的に警察の捜査に協力するということもあります。例えば家出人などの行方不明者の捜索などが該当します。

興信所と探偵の違い

興信所はもともと、企業の信用調査をする目的で、銀行などの金融機関の関係者が設立した経緯があります。そして同じ調査業務を営む探偵事務所は、個人からの依頼が主となっており、刑事などの元警察関係者が設立することがほとんどでした。

とはいえ、時の流れとともに、探偵事務所も企業などの信用調査を受け持つようになり、興信所も個人の身元調査なども行うようになっています。そのため、興信所と探偵の違いは、帝国データバンクなどを除き、以前ほど明確に区切られているとは言えないようです。